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慶応義塾大学田中茂範教授からの推薦

氏名 田中 茂範
所属先 慶応義塾大学環境情報学部教授兼政策・メディア研究科委員 専門分野 認知言語学、意味づけ論
主著 「Eゲイト英和辞典(ベネッセコーポレーション、2002)」代表編者、「エクスプレスEゲイト英和辞典(ベネッセコーポレーション、2007)」代表編者、「表現英文法:Grammar for Expression」/田中茂範先生のなるほど講義録シリーズ「英語のパワー基本語(コスモピア、2011~)」6編
略歴 テンプル大学文学部アメリカ研究科修了
コロンビア大学大学院博士課程修了〔応用言語学〕、博士〔教育学〕
茨城大学教養学部助教授
IHCSA異文化間コミュニケーション研究会メンバー(1985年~)、JICA専門家語学研修(IHCSAアドバイザー)(1985年~)、
JICA専門家派遣前研修カリキュラム検討委員会カリキュラム検討委員(1988年)、
JICA青年海外協力隊派遣前語学訓練諮問委員会・英語/委員長(2002年~)
NHK「新感覚☆キーワードで英会話」講師(2006年)、NHK「新感覚☆わかる使える英文法」講師(2007年)
グローバルコミュニケーション能力認定試験監修(2013年)
推奨文

グローバルコミュニケーターに求められる能力

多文化共生が求められる今、英語はできて当たり前という状況が現実なものとなってきています。 企業や大学ではグローバル人材の育成が叫ばれていますが、それは、個人のレベルからみれば、世界的視野を持って活躍できるグローバルコミュニケーターになるということを意味します。

グローバルコミュニケーターに求められる資質は何かといえば、それは「たくましさ」と「しなやかさ」の2つだと思います。自分で考え判断し行動する自立性を備えていること、これがたくましさです。一方、多文化状況では、価値観とか利害が対立する場面に遭遇することが容易に想像でき、異なるものに対応する力が必要となります。これが、しなやかさです。英語力の観点でいえば、たくましさは自己表現力しなやかさは対話力に対応します。

英語の単語や文法や慣用表現も英語力の重要な指標です。しかし、いくら英語の知識が豊富でも、多文化状況で自己の思いをきちんと表現し、そして生産的で創造的な対話を行うことができなければ、グローバルコミュニケーション能力があるとはいえません。

そうしたグローバルコミュニケーション能力を測定する試験はこれまでなかったように思います。現在、多くの標準テストがあるのはたしかです。しかし、テストでの高得点が必ずしもコミュニケーション能力を反映していないことが多々あります。実際、本格的なコミュニケーション能力を測定できるようなテスト開発への要望が高まっているのが現状だと思います。

「グローバルコミュニケーション能力認定試験(GC認定試験)」は、そういった要望に応えるために開発したテストです。この試験の最大の特徴は、1次試験で基本的な英語運用能力を測定し、2次試験では、多文化状況で実際に遭遇すると思われる問題状況を取り上げ、個々の人がその状況にどう対処するかという「タスク・ハンドリングの力」を測定するところにあります。試験で使う問題状況はauthentic なものでなければ、現実味がありません。そこで、GC認定試験では、実際に日本の企業が海外で遭遇した事例をデータベース化し、その内容を分析したものをベースに試験問題を作成しております。

2次試験でのタスクは2つから構成されます。Part A のタスクでは、問題状況を音声で聞き、その内容を事実関係、因果関係という観点から要約し、日本語で上司に報告するという課題と、英語で試験官とのやりとりを通して状況を分析し、解決策を提案するという内容です。ここでは分析力、論理構成力、創造的思考力が瞬発力とともに求められます。

Part B のタスクでは、英語の文章力に注目し、日本語で書かれた問題を読み、いくつかの設問に英語で答えると同時に、報告という目的に合った形で要点をまとまった英語で文章化するという内容です。さらに、Part B では、教養としての英語力を確認するために、金融経済、政治、医療、環境などを取り扱う語彙テストも実施します。

なお、多文化状況ということは多言語状況でもあります。そこで、生活言語として日本語と英語をとらえ、日本語で問題が報告されたものに対して、英語を話す人に報告する、 あるいはその逆のケースを自然なこととして受け入れ、試験でも日本語と英語のバイリンガル状況を実現しております。

最後に、GC試験は、グローバルコミュニケーターとしてのたくましさ(分析に基づく表現力)としなやかさ(試験官との質疑応答と創造力を伴う問題解決の提案)を数値化する初の試みです。従来の語学試験の考え方にとらわれず、一般社団法人IHCSA と株式会社アルクがそれぞれの持ち味を生かしながら協働することで、「グローバルコミュニケーション試験」と呼ぶに相応しい本格的な試験が生み出されたのだと確信しております。

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